色々なアニメの思い出やら所感やらを、思い付くままに書き出してみる新企画。
記念すべき1回目は、待望のアニメ化を果たした『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』について。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN I [Blu-ray]
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そして、まさかまさかのアニメ化が発表。その後は音沙汰無かったけど、「過去編」が劇場シリーズとして公開されるに至り、またも感慨深くなったもんさ。
■セイラが死ぬ?ガルマが生き残る?
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース)
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愛蔵版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN vol.1 始動編
- 作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季
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そこに載っていた安彦良和先生のインタビュー記事には、連載に向けた意気込みと共に「アニメと同じ展開になるとは限らない。セイラが死ぬかもしれないし、ガルマが生き残るかもしれない」と、衝撃的なコメントを寄せていた。
結局はアニメと同様、セイラは生き残ってガルマが戦死したのは御存じの通り。安彦先生としては「驚くべき展開があるぞ」という例えで言ったと思われる。
■「ORIGIN・オブ・ORIGIN」こと「過去編」
機動戦士ガンダム THE ORIGIN(9) (カドカワコミックスAエース)
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機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (10) (カドカワコミックスAエース)
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愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V シャア・セイラ編 (単行本コミックス)
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ともあれ、この「過去編」が『ORIGIN』のターニングポイントにしてセールスポイントになったことは、今回のアニメ化が示した通り。
極論すると『ORIGIN』におけるアニメ版の部分は後日談で、「過去編」こそが『ORIGIN』の本編。まさに「ORIGIN・オブ・ORIGIN(起源、源泉)」と呼ぶべき箇所になっている。
「過去編」の各パートの感想については稿を改めて。
■『ORIGIN』再び……?
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (23) めぐりあい宇宙編 (角川コミックス・エース 80-28)
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もっとも「特別編」と銘打たれているように、連載終了後に発表された読切をまとめた物。後日談としてセイラやアムロの戦後が描かれている。ジオン残党との「事件」はあっても基本的には平和な様子が描かれていて、『Zガンダム』に繋がるような雰囲気は無し。まぁ、当たり前か。
この「特別編」の売上が良ければ、今後も読切が不定期連載されて……というのも期待してしまう。後日談や戦中のサイドストーリー(「時間よ、とまれ」とか「ククルス・ドアンの島」とか)を、安彦先生独自の筆致で描いて欲しい気もする。