戦え!武内P

「う…うう…し、死ぬ前に一度、武内Pに会いたかった」



「何ィ?!お前、武内駿輔のファンって言っても、どうせアニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズ』1話放送後の、「武内P」がTwitterのトレンドワードになってからのにわかファンだろうがっ!
俺なんかラジオ大阪の『ニッポン朗読アカデミー』で「リアル16歳」とか「ふけてる後輩」なんてキャッチフレーズで出演していた頃からファンなんだぞっ!
お前みたいなミーハーが気軽に「武内P」とか言うんじゃねえっ、汚れるからよっ!!
お前の墓には『AnimeJapan2015のニッポン朗読アカデミーCDお渡し会にて、武内駿輔さんに"使っているシャンプーは何ですか?"と尋ねた声豚(♂)ここに眠る』って書いといてやるからな」


「おおお…お前ってやつは~(泣)」



というワケで、アニメ2期も始まって、ますます話題沸騰な『シンデレラガールズ』にて主人公である「プロデューサー」(←異論は一切認めん)を演じている、我らがアイドル「武内P」こと武内駿輔さんにこのネタを捧げます。(←シャンプーネタ並みにイカれているので却下)


早いモノで、アニメ『シンデレラガールズ』1期1話で武内さんが衝撃のデビューを果たしてから半年になるのか。
僕も上記の「にわかファン」と同様に、1期1話で武内さんを知ったクチ。それこそ「知らない声優さんだけど、演技も声質も落ち着いた雰囲気だし、洋画吹替や舞台で活躍しているベテランなのかな」と思ってたけど。実際は正反対。1期1話の放送時点では某フリー百科事典や某大百科はおろか、所属事務所(81プロデュース)のサイトにも紹介ページが無い程の無名新人だったから。


で、その後の武内さんのブレイクぶりは御存じの通り。リアル17歳(1997年9月生)という若さに加えて、イケボにしてイケメン。しかも初レギュラーである『シンデレラガールズ』では今を時めく大勢の若手女性声優たちに囲まれ。加えてラジオやイベントでも、時には劇中のプロデューサーの如く、時には弟の如く可愛がられ。
そして何より、そんな超絶羨ましい立場なのに、世のプロデューサー(『シンデレラガールズ』のファン)からは嫉妬されるどころか、どのアイドルよりも愛されているんじゃね?と思われる程の人気を(特に男性から)集めているではないか!


もはや「聖人声優」と呼びたくなるレベルで、前世で一体どれだけの功徳と善行を積んだのかと思ってしまう。御本人のキャラクターも、ラジオやイベントの様子を見た感じでは「プロデューサー」の如く真面目で実直で、それ故に時折見せる茶目っ気が堪らなくチャーミング。
その姿はまさに「リアル武内P」で、「キャラクターと中の人は別モノ」という、僕が声優ファンとして長年掲げて続けている永久不変にして絶対不可侵なポリシーが危うくなった程。


そんな武内さん。17歳の現役高校生でもあるが故に、仕事の方も色々と制限がある模様。『シンデレラガールズ』のニコニコ動画生放送企画でも、深夜放送の場合はコメント出演だし。『シンデレラガールズ』以外のレギュラー出演作まだ無いらしく、ゲームやドラマCDの仕事が中心になっている。
でもいずれは「武内P」以外にも、多くの作品に出演して多彩なキャラを演じて欲しい。将来が楽しみな若手声優です。……っと、何だろうこの感じ。そうだ、「親戚の若者の成長を楽しみにするおじさん」状態だ。