ぽすたるワイド的ニュースデスク(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)

今回は『アイドルマスター シンデレラガールズ』のニュースを紹介。


■アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』で描きたかったのは真っ向から夢と向き合う女の子(電撃オンライン)

 今回の『シンデレラガールズ』は家族ではなく“クラスメート”なんです。例えるなら、シンデレラプロジェクトという学級にnew generationsという転校生が来た、そこにプロデューサーという無口な担任教師がいる、というと分かりやすいかもしれません。


 物語の初めは新しくできたクラスだから、あまりコミュニケーションが取れてないんです。各々は仲が悪いわけではないし表面的にはうまくやっていますが、先生ともイマイチ意思疎通ができていない。だから、6話・7話みたいな事件が起きてしまった、という流れですね。


 もう少し大きな括りで例えると、“美城高校のシンデレラプロジェクト学級”ということですね。学校なので、今後クラス替えがあっても皆同じ学校の生徒ですし、いろんなことを教えてくれる上級生もいて、困っている時は手助けする後輩たちもいるという感じです。
(中略)
 でも、実は常務の行動は結果的にアイドルたちの“夢をみつける”役割でもありました。プロデューサーが常務のおかげで“新しい可能性を見つけた”と言っていたとおり、13話以降も成長せず、あのままずっと行くわけにはいかなかった。プロデューサーも自分のこだわりの中だけでやっていたら新たな可能性を見落としていました。


 常務とプロデューサーは最後まで噛み合いませんでしたが、それは決して悪いことではないんです。会社なのですから違う考えが同居してもいいと思います。それでも、アイドルを育てて輝かせたいという思いは同じです。
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まずはTVアニメの放送終了を記念しての、アニプレックス・鳥羽洋典プロデューサーへのインタビュー。
アニメ化の準備段階では「下地がカードの絵柄とテキストによる会話情報ぐらいしか無い」という状態で、そこから高雄監督やバンダイナムコ石原章弘ディレクターたちとで組み上げて行ったという。「原作ゲームのストーリー性が薄い」というのは前作の『アイドルマスター』(765プロ版)でも同じだったけど、ソシャゲ原作の『デレラジ』はより顕著な悩みだったらしい。それを乗り越えたスタッフ陣の頑張りには頭が下がるばかり。
そして作られたストーリーのコンセプトは“クラスメート”で、その中心となる武内Pことプロデューサーは「無口な担任教師」というのには納得。そして2期から登場した美城常務は、よくある「敵役」や「悪役」ではなく。1期である程度固まったアイドル達に変化をもたらす「外部からの刺激」というべき存在だったのか。
現時点では期待されているアニメ2期や劇場版の情報は無いけれど、現在リリース中のBlu-rayの売上次第では、あるいは……。


■アニメの物語とその先を描く極上の映像&ライブエンターテイメント! 『シンデレラガールズ』3rdLIVE「シンデレラの舞踏会」初日公演(マイナビニュース)

アニメを前提とした「物語」の面では、初日は1月~3月に放送された「1st Season」の内容を色濃く反映したセットリストとなった。佳村のソロ曲「TOKIMEKIエスカレート」は、原、大橋、福原がダンサーとして参加して、アニメ第3話の「new generations」デビューエピソードを再現。「凸レーション」「CANDY ISLAND」「*(アスタリスク)」そして「new generations」といった前半の物語を彩ったユニットの楽曲が次々に披露された。今回出演できなかった「LOVE LAIKA」の「Memories」は福原と青木が、「Rosenburg Engel」の「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」は松田と桜咲がカバー。さらにメドレーコーナーの背景には『デレステ』で今日参加できなかったキャストが演じるキャラクターたちが一緒に踊っているなど、アニメの世界をなるべくとりこぼさない心遣いが見て取れた。
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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 02 Memories

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 02 Memories

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 07 できたてEvo! Revo! Generation!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 07 できたてEvo! Revo! Generation!



■二宮飛鳥、 五十嵐響子ら新たなシンデレラたちのCDデビューも発表! 『シンデレラガールズ』3rdLIVE「シンデレラの舞踏会」2日目公演(マイナビニュース)

アニメ2nd Seasonといえば、美城常務肝煎りのアイドルチーム「プロジェクトクローネ」もまた魅力にあふれた存在だ。クローネの楽曲を集めたコーナーでは、福原、東山、松井の実力者に新人5人を加えた8人が「Absolute NIne」でシンデレラプロジェクトとは違った空気感のユニゾンを響かせた。圧巻は「Trancing Pulse」で、ユニット・トライアドプリムスから福原と松井が参加。残念ながらもう一人のメンバー・加蓮を演じる渕上は今回参加できなかったが、かわりのメンバーを入れること無く、2人でより声量と熱量を込めることでデュオならではの歌声を響かせた後、松井が次こそは3人での歌唱を実現すると誓っていた。


だが、TVアニメ『シンデレラガールズ』が終了した今だから見せられたのは、やはりnew generationsの物語だろう。ライブ終盤、卯月を想う凛と未央の心情を綴った「心もよう」を福原と原が歌い終わると、ステージには卯月役の大橋が登場。3人が切なくも眩しい笑顔で「流れ星キセキ」を歌った。そしてその流れで、第24話で卯月が悩みと仲間やアイドルへの想いを込めて歌った「S(mile)ING」は、ステージ上に美しい物語を描くようだった。
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こちらは2日間に渡って開催された3rdライブイベント『シンデレラの舞踏会』のレポート。
1日目はアニメ1期の、そして2日目はアニメ2期のナンバーが中心。ただ、2期の象徴とも言うべき「プロジェクトクローネ」は、残念ながら渕上舞さんが不在(劇場版『ガールズ&パンツァー』舞台挨拶のため)。それだけに「次は3人で」という松井恵理子さんの言葉は重い。そして卯月こと大橋彩香さんが2期終盤の神展開を象徴する名曲「S(mile)ING」を披露してくれたとは、何ともドラマティックな構成。


ここまで盛り上がると、まるで作品の「あがり」ではと不安になってしまうけど。今後も新たなアイドルがCDデビューするらしいので、まだまだ『デレマス』は続きそうで楽しみだ。