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思い付くまま『アニラジグランプリR』

ぬぅ、気が付けば3か月以上も更新停止してしまった、反省。


さて、久々更新となった今回は、声優&アニラジファンはもちろん、20世紀のアニラジリスナーにとっては血反吐を吐いてのた打ち回るほど懐かしい、この一冊について。

表紙は『佐倉としたい大西』より佐倉綾音さんと大西沙織さん。お2人の生腕が眩しいぜ!


■17年ぶり21世紀初となる復活!
アニラジグランプリ』は90年代の声優ブームによって激増したアニメ&声優ラジオを紹介した情報誌で、『声優グランプリ』の姉妹誌。創刊は1995年11月(創刊号の表紙は"やっぱり"林原めぐみさん!)で、月刊化された『声優グランプリ』に吸収合併される形で2000年12月に休刊。21世紀を目前にして、その役割を終えることになった。


そして17年ぶりにして21世紀初の復活を果たした今回は、第3回アニラジアワードの受賞番組の紹介がメイン。そのラインナップも、上述の『佐倉としたい大西』や杉田智和さん&マフィア梶田さんの『アニゲラ!ディドゥーン!!!』、『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』に『村川梨衣の a りえしょんぷり~ず』等々。文化放送の超A&Gや音泉や響RadioStationのネットラジオが殆ど。この辺は地上波ラジオしかなかった往時と様変わりして、まさにネットラジオ全盛の21世紀ならでは。
その一方で、誌面の「雰囲気」は往時を彷彿とさせる。パーソナリティのグラビアとインタビューがバランス良く配置されて、その中でラジオへの熱い思いが語られている。


時代の流れで顔ぶれは変わっても、根本にあるサムシングは変わらないもんだ。


アニラジ回顧録……とはいかないまでも
アニラジアワードありきの復活なので、誌面の大部分は受賞番組の紹介が占めている。でも僕のようなオールドファンが読むのを踏まえてだろうか、巻末には「元ヘビーリスナー座談会」や「過去の表紙一覧」が載っていて、これを読むだけでも往時のアニラジシーンが蘇ってくる。特に表紙を飾っている声優のラインナップ。國府田マリ子さん・宮村優子さん・岩男潤子さん・丹下桜さんといった90年代に「アイドル声優」としてブレイクした方々がズラリ。
でも意外だったのが、伝説の声優ラジオ『久川綾のSHINY NIGHT』でブレイクしていた久川綾さんが表紙になっていないこと。やっぱり女性声優にあるまじきエロ&下ネタを連発していたから、表紙には相応しくないと判断されたのだろうか(多分無い)。その代わりに『SHINY NIGHT』は特集記事や最終回の誌上再録(書きおこし)が載ったので、リアルタイムで『SHINY NIGHT』を聴いたことの無い久川さんファンにも是非読んで欲しい。


アニラジ情報誌」というニッチだけど、それ故にファンのより深いニーズに応えた、往時の読者には思い入れの深い一冊。今回の復活号でも鷲崎さんが「同じ楽しさを番組を通して共有しているから、ラジオでついたファンの方は離れない。」と語っているのが印象的だ。
電波からネットに形は変わっても「ラジオ番組」の楽しさは変わらない事の証左。それが『アニラジグランプリ』なのかな。