実に半年以上ぶりの、そして記念すべき「令和初」の更新となる今回は新企画の第1回目。
その新企画とは…。
歌詞の魅力を多くの人に知ってもらいたい!
フレーズ付きで紹介してると嬉しい!!
・・・というアニソン好きのアナタにお送りする、ちょっぴり贅沢なコーナーをチェケェラッ(σ・∀・)σチョォォォォォォォ!!!!!
というワケで今回も僕が独断と偏見と個人的な趣味趣向で選んだお気に入りアニソンを、その魅力をより深く語るために敢えてフレーズを「引用」して紹介します。
なお「引用」であることを強調しているのは……まぁ察して。
記念すべき第1回目である今回紹介するアニソンは、イントロのこのフレーズ、否、モノローグが最高にカッコイイ!このアニソンだ!!
(セリフ)
「俺の名は冴羽リョウ 都会に巣食う虫けらどもを掃除する
それが俺の仕事
俺の武器はコルトパイソン357マグナム
撃ち抜けないのは 美女のハートだけさ
銃口を震わせる熱い鉛は 悪を仕留めるワンホール・ショット
一度俺に刃向かった奴も 二度目は地獄で黙り込む
それが俺のやり方
誰かが俺に言った 俺には血と硝煙と
そしてバラの香りがよく似合うと
俺は都会のスイーパー 人呼んでシティーハンター!」
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> -VOCAL COLLECTION-(期間生産限定盤)
- アーティスト: CITY HUNTER
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2019/02/06
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
City Hunter Sound Collection X-Theme Songs-
- アーティスト: アニメ主題歌,GWINKO,AURA,小比類巻かほる,大沢誉志幸,TM NETWORK,PSY・S,フェンス・オブ・ディフェンス,岡村靖幸,小室哲哉,鈴木聖美
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 92回
- この商品を含むブログ (109件) を見る
City Hunter Sound Collection Y-Insertion Tracks
- アーティスト: アニメ主題歌,神谷明,小倉良,Jennifer Cihi,PSY・S,北代桃子,小比類巻かほる,鈴木聖美,大内義昭,大沢誉志幸,矢野立美
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (70件) を見る
City Hunter Sound Collection Z-Dramatic Album-
- アーティスト: ドラマ,神谷明,PSY・S,岡村靖幸,大滝裕子,TM NETWORK,The City Crackers,伊倉一恵,鈴木聖美,小室哲哉
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: CD
- クリック: 25回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
■名曲ぞろいだ『シティーハンター』
『シティハンター』といえば、もはや説明不要の人気作品。テレビシリーズが1987年~1991年にかけて4作品放送され、その後もテレビスペシャルで度々復活。そして今年2019年には20年ぶりとなる完全新作劇場版『シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』が公開されて、今なお衰えぬ人気をアピール。新たなファンも獲得して、さらなる展開が期待されています。
楽曲面も充実していて、今なお「アニソン界のアンセム」として歌い継がれているTMネットワークの名曲『Get Wild』の他にも、小比類巻かほる、大沢誉志幸、PSY・S、岡村靖幸、FENCE OF DEFENSE、鈴木聖美など、当時のニューミュージック界を彩った錚々たるアーティスト陣が名を連ねています。なおTM~のメンバーであり、後に音楽プロデューサーとして一時代を築く小室哲哉のソロ曲『RUNNING TO HORIZON』も『~3』の主題歌になっているのはトリビア。
■キャラの魅力を描き出す、まさに「キャラクターソング」
そんな中で今回敢えて紹介するのは、主人公・冴羽リョウを演じる神谷明さんによるリョウのキャラクターソング。神谷さんが冴羽リョウについて、あらゆるインタビューで「一番好きなキャラクター」と公言して、並々ならぬ思い入れがあることは周知の事実。それが色濃く反映されたこの曲は、上記のセリフも相まって「冴羽リョウこと"シティハンター"」の魅力と生き様を最大限に描き出した、至上の「キャラクターソング」となっています(ちなみに、作詞はアニメの脚本を手掛けた遠藤明範さん)。
■使われたのは一回だけ!そのエピソードとは…
この曲が劇中で挿入歌として使用されたのは、実は一回だけ。それは『~2』第50話『さらばハードボイルド・シティー(後編)』。サブタイトルが示すように、本来はシリーズ最終回として制作されただけあって(その後1クール延長)見応え充分なエピソードになってます。そのあらすじはと…。
テロリストが新宿に核爆弾を仕掛け、日本政府を脅迫してきた。折しもリョウたちはテロリストの目撃者を保護したことから、テロリストを率いる謎の女性"セイラ"の襲撃を受ける。そして、その"セイラ"の正体は、テロリストに拉致洗脳された最愛のパートナー・香だった!
人々が避難し、無人の廃墟となった新宿を舞台に、リョウは香を救い出すため、単身テロリストのアジトへ乗り込んで行く。
…という最高に盛り上がるシチュエーションで、静かにイントロと共にリョウのモノローグが流れ、一気にクライマックスへ。さらにクライマックスでは『Get Wild』が畳みかけるように流れる。そんなシリーズ屈指の名エピソードです。
確かに使われたのは一回だけだけど、それ故に「とっておきのワンエピソードの、とっておきのワンシーンのために、大事に取っておいた」という、スタッフのコダワリが感じられます。
また、神谷さんが歌うリョウのキャラソンは他に『LONELY LULLABY』があって、こちらは愛する人への想いをストレートに歌った正統派のバラードで、アニメ本編でも幾度か使われています。主に事件を解決してホッと一息ついたシーンや、リョウと香がイイ雰囲気になっているシーンで流れていたので、こちらはご存じのファンも多いと思います。
『CHANCE』が「シティーハンター・冴羽リョウ」のキャラソンなら、『LONELY LULLABY』は「一人の男・冴羽リョウ」としてのキャラソンというべきか。この2曲を聴き比べるのもおススメです。
『シティハンター』シリーズは当時の人気アーティストによる楽曲が魅力的なのは、もはや周知の事実です。だから声を大にして、特に『<新宿プライベート・アイズ>』からファンになったご新規さんに言いたい!
『シティハンター』は、キャラソンも名曲ぞろいだぞ!