『ストライク・ザ・ブラッド』について語ってみる
気がつけば暦は4月。春の新作アニメも次々と始まっている今日この頃ですが。
当Blogでは時計の針をちょっと止めて、3月に終了したアニメについて語ってみる。
今回は昨秋スタートして、先頃2クールを完走した『ストライク・ザ・ブラッド』について。
■『ストライク・ザ・ブラッド』第24話“暁の帝国篇2”の先行カットを公開! さらに最終回のアフレコを終えた細谷佳正さんたち声優陣のコメントも(電撃オンライン)
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一見フツーの高校生だけど、実は「第四真祖」と呼ばれる最強の吸血鬼である主人公・暁古城と、その古城を監視するために派遣された少女・姫柊雪菜の活躍を描くバトルファンタジー。
何と言ってもヒロインである雪菜が超絶エロ可愛い。普段は真面目でお固い「監視役」を名乗っていても、古城に他のヒロインが近づくと嫉妬したり。お約束の吸血シーンでは嫌々、でも本心では嬉々として血を吸われるとか。
ヒロインにして正妻、そしてビッチという最強属性だ。
他にも、各エピソードごとに個性豊かなヒロインが登場する辺り、ライトノベル原作アニメのスタンダードというべき作品だ。
そして迎えた最終回は、アニメオリジナルにして驚愕のエピソードが展開される。
まずは上記記事より雪菜役・種田理沙さんのコメントを紹介。
――23話・24話はオリジナル回(“暁の帝国”篇)となりますが、見どころや印象深いエピソード等の紹介を、ネタバレにならない範囲でお願いします。
種田さん:こちらの2話は原作本編にはないオリジナルエピソードなんですが、キャストの間でも話題となった新キャラクターが出てきたり、雪菜に新たな災難が降りかかったりと、今まで見てくださった方にはたまらない展開となっています。エピソードタイトルの“暁の帝国”の意味なんかにも注目して見てください!
ラストエピソードでは雪菜にそっくりな「謎の少女(CV:阿澄佳奈)」が登場。
しかも彼女は古城の妹・凪沙のことを「おばさん」と呼び、他のキャラの事も「まるで将来どうなるか」まで含めて知っていて、何より古城のような「吸血鬼の力」まで持っているではないか!
イッタイ、ドコカラキタ、ナニモノナンダー(←棒読み)
……で、その正体は皆さんご想像の通り「未来からやって来た古城と雪菜の娘・暁零菜」なワケさ。
僕はこの手の「未来からやってきた○○と××の子供」というタイムスリップネタが好きなワケさ。『ドラゴンボール』のトランクスとかね。
元々は電撃文庫の「公式海賊本」(イベント限定販売)に掲載された番外編のキャラで、原作者・三雲岳斗先生曰く「番外編なので本編のエンディングがこうなるとは決まってない。可能性の一つ」とのことだけど。
古城と雪菜の絆を描く上でも、アニメのラストを飾るに相応しいエピソードだ。
それに零菜ちゃんが、雪菜ママに負けず劣らず魅力的なヒロインだ。雪菜とすり替わるため「将来の母親に腹に、気絶するほどの強烈な一撃を食らわせる」という一歩間違えれば自らの存在すら消滅させかねないリスキーな行動をとったり。その一方で、古城との関係に悩む雪菜にハッパを掛けて励ましたり。
明るくてアクティブで、雪菜ママとは大違い…否、任務の陰で描かれていなかった「雪菜ママの本性」を受け継いだのかも。
『ストライク・ザ・ブラッド』の2期は、もちろん観てみたい。でも一方で、零菜を主人公にした『ストライク・ザ・ブラッド2世(仮)』というのも観てみたいもんだ。