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ぽすたるワイド的ニュースデスク(『ジョジョの奇妙な冒険』編)

今回は春アニメでもトップクラスの注目作品である「ジョジョ3部」こと『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』についての記事を紹介。

STAND PROUD (TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」オープニングテーマ)

STAND PROUD (TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」オープニングテーマ)



■『ジョジョの奇妙な冒険』:転機は「スタンド」連載27年人気の裏側(まんたんWEB)

当時のジャンプは黄金期。椛島さんは、ジョジョが日本人読者にはなじみのない英国貴族を主役にしたこと、荒木さんが「主役より描きたかった」という強敵・ディオの強烈すぎる個性を心配した。椛島さんの勧めもあって連載1年で、主人公も舞台もガラリと変えた2部へと突入。1部よりは人気になったものの椛島さんは「2部のボスはディオほどの存在感はなかった」と冷静に分析し、主人公が持つ特殊能力の「波紋」も話題になった半面、抽象的で分かりづらく限界を感じていたという。
そこで荒木さんが生み出したのが、超能力を可視化した「スタンド」という概念だった。キャラクターに背後霊のように寄り添う分身というべき存在で、火を使う、念写、鏡の世界から相手を攻撃する……など一芸の技があり、スタンド同士が対決するという設定だ。椛島さんは「スタンドがあるからこそ、連載が25年以上続いた」と絶賛するほど大きな転機となった。
スタンドという新たな魅力を加え、宿敵・ディオも復活し、主人公も日本人にした第3部は、椛島さんが「狙い通り。1部は不安で2部は限界。最後(3部)に開けた」という通り人気作に成長。名実ともにジャンプ黄金期を支える作品の一つとなった。

まずは原作漫画について。原作者・荒木飛呂彦先生のデビュー当時の担当編集者・椛島良介氏のインタビュー。デビュー直後の荒木先生は、編集者やマニアには絶賛されながらも読者アンケートは振るわなかったという。しかし、荒木先生の才能を評価して始まったのは『ジョジョ』シリーズだったという。
少年漫画の王道作品が揃っている「少年ジャンプ」でも『ジョジョ』は異質だけど「王道だけでなく、異質な作品を育てる土壌もある」と言うのは重要。
それだけの余裕や許容量を持ってこその大手漫画誌なのか。



■注目アニメ紹介:『ジョジョの奇妙な冒険』ファン待望の第3部はスタンド対決(まんたんWEB)

見どころはスタンド同士の戦闘シーンだ。正当派の戦闘型から特殊な能力を持つくせ者までさまざまなタイプが登場し、知恵を凝らして対決する。2012年10月~2013年4月にかけて放映された第1部と第2部も話題となったが、第3部は原作でも「シリーズ最高峰」の声があるほどで、春アニメ注目の一作といえそうだ。

■アニメ質問状 : 「ジョジョの奇妙な冒険」3部 絵柄を1、2部からガラッと変更(まんたんWEB)

--作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
うれしいことは、このタイトルに関われていることでしょうか。子どものころに読んでいた大好きなマンガのアニメ化を自分の手で行えることの喜びは、とても簡単には言い表せません。
大変だったことも同じです。このタイトルを手がけるって決まったときの周りの人からの重圧が半端なかったです。今はもう腹はくくっているのでやれることをやるだけですが、「やっぱりでかいタイトルなんだな」と思いました。
--今後の見どころを教えてください。
スタンドバトルのアイディア、奇妙さとアクションをハイテンションでお送りする予定です。そこが見どころでしょうか。
--ファンへ一言お願いします。
これから、承太郎たちは長い冒険の旅に出ます。それはファンタジー世界でなく、実際にあった25年前の風景です。戦う旅行記とも言える承太郎たちの冒険を一緒に旅する感覚で楽しんでいただければ、と思います。

で、個人的な思い出。僕が『ジョジョ』をリアルタイムで読み出したのは、この3部から。
……というか、実は1部2部はチラ読みしていた程度でタイトルまでは認識してなくて、「同じ漫画家さんの別作品」だと勘違いしていた。それこそ「この漫画家さん、また別の作品を始めたのか。前の作品はいつの間に打ち切られたんだ?」とか……。ホント、勘違いも甚だしい。
でも、シリーズを俯瞰してみると、この3部からが「本編」という感じがするのも事実。ジョースター一族と宿敵DIOとの因縁がぶつかったり、「波紋」を発展させた「スタンド」が登場してバトルがより派手になったり、1部2部と積み重ねて来た要素が一気に結実している。何より舞台になっている時代が「(連載当時の)現代」だし。
連載をリアルタイムで読んでいない人にとっては、むしろ1部2部が3部の存在を前提にした「前日譚」のようだ。